2021年10月13日水曜日

GeekServoで遊んでみた




数か月間ブログの更新をさぼっていた中の人です。今回はLEGOと互換性のあるDCモータ・サーボモータであるGeekServoで遊んでみた話です。



0.GeekServoとは


GeekServoはKittenBot社から発売されているRCサーボモータ・DCモータのシリーズで、日本ではSwitchScienceあたりで購入できます。

1.外見



今回試したのは、GeekServoの9G Motor-Redです。GeekServoのシリーズの中ではこのモデルだけがDCモータで、あとはRCサーボになっています。
出力軸は十字のシャフトになっており、ギアなどを直接接続することができます。また、側面などに丸穴やポッチがあるのでペグやシャフトを接続できます。

2.実際に組んでみる



手元にあった部品を使ってとりあえず組んでみました。


中身はこんな感じです。横軸と縦軸の両方出力軸に設定できるあたりはいいのですが、ギアの段数が多いために終端のガタが大きいのと、伝達できるトルクが少ないのが欠点でしょうか。
ここまで大げさな構造になったのは、軸の位置が縦と横の両方で半ポッチずつずれているためで、縦方向には半ポッチ幅のパーツを挟んで調節し、横方向は12枚歯のベベルギアの位置をハーフブッシュでずらしてかみ合う位置に移動させました。
きれいに0.5ポッチずれているので、半ポッチずらすテクニックがあれば普通に使えそうです。

3.まとめ


今回初めてGeekServoを触ってみたのですが、割と使い勝手がよくびっくりしました。半ポッチずらす必要があるなど多少癖はあるものの、それさえ解消できれば非常に良いものかなと思います。


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