2019年2月21日木曜日

PWMのduty比設定をDMAで行う(STM32F4)



 絶賛ひきこもり生活中の中の人です。ひきこもっている間何してたかといえばGT6、Twitter巡回、Youtube再生業といった時間の浪費とてもアクティブなことです。はい。まあ、それ以外だとSTM32をいじったり、nnablaってライブラリを触ってました。今回はSTM32の話です。(nnablaはそのうちブログ書くかも)


 STM32で複数のPWMを出そうとする時(唐突)、大体は
 
if (HAL_TIM_PWM_Start(&htim1, TIM_CHANNEL_1) != HAL_OK) {
    Error_Handler();
}

if (HAL_TIM_PWM_Start(&htim1, TIM_CHANNEL_2) != HAL_OK) {
    Error_Handler();
}

if (HAL_TIM_PWM_Start(&htim1, TIM_CHANNEL_3) != HAL_OK) {
    Error_Handler();
}

while (1) {
     for (i = 0; i < 100; i++) {
         __HAL_TIM_SET_COMPARE(&htim1, TIM_CHANNEL_1, i);
         __HAL_TIM_SET_COMPARE(&htim1, TIM_CHANNEL_2, 100 - i);
         __HAL_TIM_SET_COMPARE(&htim1, TIM_CHANNEL_1, i);
         __HAL_TIM_SET_COMPARE(&htim1, TIM_CHANNEL_2, 100 - i);
    }
}

みたいにTIMの初期設定→PWMのduty比をテキトーに変えていく感じになりますよね。
まあこれでもいいんですが、CubeMXで設定欄を見ていたら

?

何なんだと、こいつもDMA設定あるのかよ...。
というわけで本題。(今までの前振りの時間を返せ!)
DMAを使ってPWMを吐き出してみましょう。まずはCubeMX側の設定で、TIM本体の設定は同じ。今回はTIM1を使用します。



TIM1のDMA設定。この辺よくわかってないんで、ワタシエスティーエムチョットデキル方がいたら教えてくだせぇ。
次はプログラム側での話。どうやらdutyを設定する関数がなくて、PWMスタートとduty比設定が一緒って感じです。(求ム、有識者。コノ辺、ワカラン。)

while (1) {
    for (i = 0; i < 100; i += 2) {
        HAL_TIM_PWM_Start_DMA(&htim1, TIM_CHANNEL_1, (uint32_t *) &i, 1);
        htim1.State = HAL_TIM_STATE_READY;
        HAL_TIM_PWM_Start_DMA(&htim1, TIM_CHANNEL_2, (uint32_t *) &j, 1);
        htim1.State = HAL_TIM_STATE_READY;
        HAL_TIM_PWM_Start_DMA(&htim1, TIM_CHANNEL_3, (uint32_t *) &j, 1);
        htim1.State = HAL_TIM_STATE_READY;
    }
}

TIM1のStateをいじっているのは、duty比設定用の関数がHAL_TIM_STATE_READYの時のみduty比のセットを行えるため...らしい。イーノック、こんな解説で大丈夫か?
これで動くはず...です...。少なくとも僕のNucleoは動いたんだ...。





おまけ:
CeleronG3900 + 4GB RAM + GTX1060(6GB)って変態構成の自作PCをどうにかしたい(後赤く光るファンを追加したい)


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